






自身が長くプロのベースプレイヤーとして活躍されたJorg Schroeder (シュローダー)氏の手により、ベーシストが満足する小型、軽量化を実現すべく開発されたのが、こちらの”ミニ8+ライト”。片手で持てる僅か10kg弱の(実体感ではその重さも感じさせない)重量さながら、ダイナミック且つクリアな低音をお楽しみ頂けるこちらのモデルは、8インチ・スピーカーと背面のツマミで調節の可能なツイーターで構成され、充分な奥行き感を持ったベースらしいサウンドを出力致します。ウーファーユニットとツイーター、全面バスレフの絶妙なバランスから立体的に浮き上がる低音の軸、音像は他のキャビネットとは一味異なるしっとりとしたリッチさがありますね。従来の8インチ・スピーカーを凌駕する音圧感とクリアなサウンドは、JAZZやR&B等、小規模なライブハウス等でお使い頂くには充分な程。勿論、アップライトやWベースにも相性が良く、本体の鳴りを素直に出力してくれる事でしょう。
同ブランドのキャビらしい、素材や配置方法等の基礎的な事項を突き詰める事で創出される、一個の個体であたかも構築されたような立体的で豊かな音像、かつアンサンブルでの立ち位置の程よい音飛び感が心地良いオススメのスピーカーキャビネットです。軽量で高出力ながらキャビネットがその出力に負けてしまい、ポコポコと音像がブレてしまったり、ビーンッと音が割れてしまわない所は秀逸なポイントでしょう。何より小口径ながら、10インチや12インチキャビネットの様に低域再生のしっかりとした軸を持ち合わせる充実の太さを持った低音は大いに魅力的です。
昨今では認知度、使用度の高まった小~中出力(TecAmp/Puma300はじめ、PJB/D200、G/K:MBシリーズやAguilar/TONE HAMMER等)のクラスD系アンプとの相性は殊更、良く感じられます。場合によってはツイーターを上面に向けたモニター高さを稼ぐ使用も、ご自宅の練習環境等には良いかも知れませんね。小型アンプは隆盛せども・・・キャビネットは困難、種類も限られる。このような実績もあるハイエンド・クオリティの高音質構築キャビネットは待ち望んでいたのでは!機能性と効用性、高音質/高解像度も充実するキャビネットを手にしてみてください。
普段一番使用する自宅環境に更なるスペース確保、サウンド進化をもたらす要注目キャビネットです!
[Specs]
■Drivers: Custom B&C neodymium driver
■Horn: Fully adjustable bullet tweeter
■Inputs: Dual neutrik inputs
■Frequency Respons: 40 Hz – 18 kHz
■Impedance: 8 ohm
■Watts: 400 Watts RMS
■Maximum Decibels: 103 dB SPL @ 1W/1M
■Weight: ≒10Kg
■Dimensions: 17”W x 12”H x 15”D(:≒440(W) x 300(H)×390(D) mm(突起物含む)